日本ではマイナーなディストリビューションなので日本語での解説はほとんどない。Trisquel自体は日本語対応しているし、Ubuntuベースなのでなんとかなるだろう。
Trisquelは「自由なGNU/Linuxディストリビューション」( http://www.gnu.org/distros/free-distros.html )として認められているので一度触ってみようと思っていた。
インストールDVDを作って起動したらLive DVDでTrisquelが起動した。音声ガイドがやたらしゃべってうるさいのですぐに音を切る。
余ってるノートPCにインストールしたら画面の解像度がおかしい。ワイド画面にちゃんとなっていない。
Xのログ(/var/log/Xorg.0.log)を見たらRadeonのドライバが読み込まれずにVESAが読み込まれている。
これを見るとRadeonのドライバはブラックリストに入っているのでそれを解除しろとのこと。
http://trisquel.info/en/forum/problem-output-external-monitor
/etc/modprobe.d/disable-radeon.conf
の
blacklist radeon
をコメントアウト。
$ sudo update-initramfs -u
で起動用RAMイメージを更新。再起動したら無事に画面が直りました。
最初はxorg.confとか一生懸命触ってたけど、そもそもドライバがロードされないようなっていたわけね。
(2015.3.25追記)
デスクトップを日本語にすると「Japanese letter, Chinese letter...」ってしゃべるだけでうるさい音声ガイドは「Orca Screen Reader」でした。askubuntu.com
UKキーボードだとiBusの調子が悪いので調べてたらこれで直りました。
うちではdconfのibusのengines-orderのUSキーボードが延々と増えてました。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/indicator-keyboard/+bug/1240198
(2015.4.3追記)
Synapticが動かない問題はルートパーティションの容量が少ないと起こるらしい。インストール時に注意しろとのこと。
Problems with synaptic and apt-get update | Trisquel GNU/Linux - Run free!